こんにちは。
グローバル展開しているIT企業で、CSR・社会貢献・ダイバーシティの担当に13年、企業のブランド向上・企業文化の醸成、社員の満足度向上、社会課題の改善にむけて日々いろいろな施策を進めています。
最近SDGsが盛り上がっているためか、いろいろな方々から、いままで立ち上げ、取り組んできた施策について問い合わせやアドバイスを求められることが増えたので書き始めました。
特にフェアトレード、LGBTQなどを中心に様々なプロジェクトの立ち上げから運営を行ってきました。そのプロジェクトの1つの社内でのフェアトレードの取り組みを通じて、認定NPOフェアトレード・ラベル・ジャパンの理事としても携わっています。
今まで企画・実施してきた施策のキーワードは以下です。
■CSR・社会貢献
・被災地支援
・障がい者支援
・社内の継続的に消費しているもの(来客用コーヒー、株主総会の手土産、社内バッグなどなど)にフェアトレード商品を導入
・中高生・先生の職場体験学習
・環境ボランティア
・書籍寄付
・バレンタインデーやクリスマスイベントでの障がい者福祉施設とコラボした社内販売会の開催(約20年間継続したプログラムになりました)
■ダイバーシティ推進
・LGBTQ
・女性活躍推進
・アンコンシャス・バイアス研修の企画、実施(FY2021 管理者2800名[98%]受講、FY2022 一般社員 1万人受講予定)
・国際女性デー
・グローバルダイバーシティ
・社会課題解決型インターンシップ
・障がい者雇用・支援
・テレワーク・デイズ
そもそも企業はCSRやダイバーシティ推進を、企業価値の向上、社会課題の解決、社員満足度の向上、多様な人財の活躍、働き方改革などといった目的で実施しています。
日本ではまだそこまで実感がないかもしれませんが、特に欧米拠点のメンバーから何度も何度も強く言われるのは「営業や採用の面でダイバーシティ&インクルージョンが進んでいる企業であることが必要不可欠。お客様の信頼度を得たり、優秀な人財を採用するために、本社として積極的にダイバーシティ&インクルージョンを推進し続けてほしい!」ということです。最近、日本もその波がすごい勢いで来ているのがわかります。企業の生き残りをかけて経営課題としてダイバーシティ&インクルージョンは打ち出していく必要があるのです。
一方、いままでのCSR・社会貢献の取り組みや、現在日々取り組んでいるダイバーシティ&インクルージョン推進で、上手くいったこと、いかなかったこと、良かったこと、反省点など、いろいろなことがありました。
今まで私が試行錯誤しながら取り組んできた成功や失敗の経験が、新たにプロジェクトを検討している企業の方や、これからCSRやダイバーシティの仕事をしたいと思っている方、企業の支援を必要としているNPOの方々の素晴らしい取り組みに、少しでも参考になると幸いです。
そして、世の中を良くできたらと少しでも思っている個人の貴方とも、ご一緒しましょう。
よろしくお願いします!
Kyoko