社会貢献推進室にいたころ、グローバル企業として各地で統一した取り組みがしたくて、いろいろ調べた結果、フェアトレードの取り組みがなんと素晴らしい!と思い、いろいろな取り組みを推進しました。
例えば、社内で飲んでいるコーヒーをフェアトレードのものに切り替えることで、一度導入すればずっと継続した取り組みになる。これは寄付などの一時的な支援とは異なる、他にはない施策でした。
その他、グローバルで認知されているキーワードであること、日本全国の小学校、中学校、高校の教科書のいろいろな教科で触れること、大学入試テストに毎年出題されること、第三認証機関が定期的に監査していること等、企業としての社会貢献・CSR活動としてはとても魅力のあるフェアトレードだと思います。
役員幹部含めて、フェアトレードの取り組みにとても前向きに応援してくれたので、いろいろな施策を進めることができました。
そのひとつに、導入事例をいくつか載せた動画を制作し、公式サイトから発信しました。
動画はこちら。
“NTTデータでは、ビジネス活動の中で、フェアトレード製品を活用しています。 「モノ」の正しい価値を認め、継続的にフェアトレード製品を活用することで、生産者を持続的に支援していく活動をこれからも取り組んでまいります。”
NTTデータ 公式Youtube
動画には、会議室でのコーヒー利用、紙袋に変わるエコバック、社内販売会などの様子を映しています。
このほかにも、株主総会の手土産に導入したり、社内レストランでフェアトレード素材を使ったコース料理を提供したりと、ビジネスの中でも児童労働や環境問題の解決につながるフェアトレードの活用が継続的にできるんです。
ぜひSDGSや、社会課題の解決にむけて、取り入れられるものからやってみてはいかがでしょうか。
そしてフェアトレードもまた、途上国の大人や子どもたちが、その人たちらしく、一人ひとりが将来に夢をもって輝ける世の中をつくるために必要な仕組み、つまりダイバーシティな社会の実現に繋がっているのです。
ぜひこれからも応援したいフェアトレードです。
Kyoko