この4月から、今まで「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」と言っていたのを、社内で統一して新たな言い方にしました。
これからは「ダイバーシティ、イクイティ&インクルージョン(DEI)」です。英語では”Diversity, Equity and Inclusion”となります。
この言葉について、正しい言い方は一体どれなのか、本社のダイバーシティ推進室として調べてここに至りました。
ネットでは、以下の表記がいろいろ出てきました。
・Diversity, Equity, Inclusion
・Diversity, Inclusion, Equity
・Diversity, Equity and Inclusion
・Diversity, Equity & Inclusion
・Diversity, Equity, and Inclusion
で、最後は&の前はカンマがいるのか?いらないのか?など、英語の文法までわからなくなって、イギリス英語では「, and」が一般的で、アメリカ英語はカンマはいらない、などといった論まであり余計にわからなくなりました。
この表記は今後、株主総会や役員講話や、会社の公式サイトの表記や、、、と全社的に使っていくので、一度決めた後の変更はなかなか難しいのです。
このため、最後は
・Diversity, Equity and Inclusion
・Diversity, Equity, and Inclusion
のどっちだ?になったのですが、カンマ有無だけの細かな話なのですが、大事なことなんです。
結局、国連でジェンダーを推進されていた有識者に確認し、PRI(〇〇責任投資)のガイドラインを元に「ダイバーシティ、イクイティ&インクルージョン(DEI)」、英語表記は”Diversity, Equity and Inclusion”に心置きなく確定することができました。
でも、他企業やネット上はいろいろな表記が存在していたので、みなさんも何が正解か、悩んだのでしょうね。
今日はカンマ有無だけの話だったのですが、こういうことって企業の担当者としては日常に起こる話です。
軸となるガイドラインや有識者の重要性を認識した本日でした。
Kyoko