育児などの短時間勤務の社員の育成

ダイバーシティ

ライフイベント中で、短時間勤務など時間に制約がある働き方をしている社員の育成の考え方

・個々人の能力・意欲を見極めたうえで、中長期のキャリアを見据えながらアサインを行う。しかし、子どもの保育園のお迎え・病気・数多くの予防接種や検診などの都合で、時間の制約や急な休みを取ること多いことが考えられる。このため協力などの配慮は必要。ポイントは、量や締切の配慮はしながらも、業務の質については妥協しないこと。

・「短時間勤務の社員に出張は無理だろう」、「突発的な対応が必要になるお客様対応の業務は頼まない方がいいだろう」、「責任の重い仕事は引き受けられないだろう」と、こちらが良かれと思ったとしても、本人の意見は確認したでしょうか。勝手な決めつけになることも多いです。

このため、本人と話す時間をゆっくり取り、本人の意思はどうなのか確認することが基本です。また、それぞれが抱えている状況を確認し、理解してください。本人が「短時間勤務の自分には務まらない」「周りに迷惑をかけるなら、引き受けない方がよい」というかもしれません。そのようなときは、本人に励ましと期待を伝え、「本当にそうかな?」とか「どうしたら出来る?」と一緒になって前向きに考えることが重要です。

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